内容説明
磯釣りと陸釣りの両方が楽しめた江戸地方では、趣味としての「魚釣り」が盛んであった。魚釣りに興ずる人々の姿を、当時の絵入り本から集め、これらを川柳・雑俳といわれる短詩型文学で色揚げし、昔も変わらぬ釣りを愛する人々の心情を綴る。本書の図版は、正確を期すためにすべて原本から採録、江戸時代における、さまざまな魚釣りを紹介する。
目次
江戸の釣場
おか釣り
鮒と鮒つり
鯉
鮎つり
うなぎ釣り
おぼこ・いな・ぼら
たなご釣り
えび釣り
どじょう釣り〔ほか〕
著者等紹介
花咲一男[ハナサキカズオ]
1916年東京生まれ。諸雑誌に江戸風俗・川柳・雑俳について数多く執筆している
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