内容説明
自動車技術革新のリーダーとして長い伝統を誇るダイムラー・ベンツ社が、高い技術力と優れたマネジメント能力によって、グランプリ界を席巻した偉大なるレーシング活動を、ノイバウア監督の克明な記述によって語る。
目次
1 カラッチオラのデビュー
2 魔のニュルブルクリンク
3 1929年の恐慌
4 宿敵ヌボラーリとバルツィ
5 メルセデスとブガッティの対決
6 不吉な予言
7 ヨーロッパの悲劇
8 レース監督の非情と友情
9 バルツィの華やかな情事
10 ライバルの登場
11 堕落と破滅
12 新人ヘルマン・ランクの台頭
13 時速450kmの死
14 ナチズムの横暴
15 1938年―大戦の危機
16 メルセデスの活躍
17 シーマン最後のレース
18 戦争の終結
19 メルセデスのカムバック
20 1955年ル・マンの大惨事
21 偉大な時の終わり