内容説明
業界を牽引する老舗企業の経営者が、学生時代から追究し続けたマルクス&ウェーバー論の「本質」。その集大成の書。初級者の手引書としても、上級者の実践書としても、おすすめの一冊!
目次
第1部 マルクス編(マルクス前史;マルクスの視座の確立―『ドイツ・イデオロギー』以降;マルクスの弁証法)
第2部 ウェーバー編(ウェーバーの思想史的背景;ウェーバーの社会把握の視座;ウェーバーの社会科学方法論「理念型」「価値自由」)
小論 資本制企業の把握方法―所有と経営を巡って(本稿の狙い;マルクスの資本制企業把握;ウェーバーの近代経営Betrieb把握;現代資本制企業把握へ;結語)
著者等紹介
田中廣[タナカヒロシ]
1959年生まれ。1982年慶應義塾大学経済学部卒業。同年(株)日本興業銀行入行。1992年同行退行。同年(株)タナチョー入社。取締役就任。1999年同社取締役社長就任。学生時代の専攻は、経済史(中欧近代)、経済思想史、経済学説史。種々団体の政策系委員会で活動。所属団体、経済同友会幹事(2010~)。板硝子卸商業組合(関東甲信越)理事(2008~)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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