内容説明
ＴＰＰ幹事会議長に就き、最初の交渉役として関係各国を回り協議交渉に当たった。その舞台裏を赤裸々に語る。アメリカでは、保険分野の強いこだわりを受け、その後自民党政権で、アフラックは郵政民営化でビジネスチャンスを拡大した。一方、かんぽ生命の不正販売が大問題となり郵便局への信頼が失墜することになった。このままではユニバーサルサービスは維持できなくなる。本書は、その先駆者だから知り得る…ＴＰＰ、始まりの苦闘の記録である。
目次
序章
第１章 ＴＰＰ（環太平洋パートナーシップ協定）
第２章 反発覚悟で
第３章 各国への地ならし
第４章 アメリカとの交渉
第５章 各種団体との意見交換会
第６章 日本農業の現状
第７章 民主党内の反発
第８章 自民党の掌返し
著者等紹介
石田勝之［イシダカツユキ］
１９５５年埼玉県鳩ヶ谷市（現川口市）生。日本大学国際関係学部教授・学校法人日本大学評議員。略歴：埼玉県議会議員（２期）。衆議院議員（４期）。衆議院青少年問題特別委員長。衆議院海賊・テロ対策特別委員長。衆議院財務金融常任委員長。内閣府副大臣（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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