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内容説明
十余年に及ぶ調査による本格的な温度計史。江戸初期から明治末期までの膨大な資料から気圧計などに触れつつ温度計の渡来や定着を解き明かす。図版多数。
目次
先駆
温度計の渡来(1652‐1692)
展開(1695‐1767)
寒熱昇降記(1768‐1771)
長崎(1775‐1816)
和蘭製(1811‐1833)
勃興(1823‐1837)
験温管略説(1832、1858)
寛政暦書の世界(1844)
日記に見られる気温観測(1832‐1867)
温度計の国産化(1848‐1860)
深化(1851‐1862)
咸臨丸(1860)
引札の世界(1856‐1882)
文明開化(1868‐1879)
気象観測(1871‐)
内國勧業博覧會(1877‐1903)
蚕当計物語(1858‐1908)
まとめ
著者等紹介
菱刈功[ヒシカリイサオ]
1939年秋田県生まれ。1964年東京理科大学理学部物理学科卒業、以後、民間企業で工業用の各種温度計、水分計、および関連装置などの開発と生産に従事。この間、雑誌や機関誌等に関連記事や論文を掲載。2001年退職し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。