内容説明
二十一世紀の財政学、日本と世界諸国との共存と共栄のため、カントの世界恒久平和論を念頭において論じた新しい財政学。―すぎ去った高度成長ではなく、人間そのものの回復が究極に求められる時代の格好の作品。
目次
論文篇(財政学研究三十年の総括と展望;転換期の日本財政と財政学の危機)
随想篇―文章による自画像(大内兵衛・向坂逸郎の両先生―財政学・経済学への入門;奇蹟の人―北村元一学長;二人の学長―一期一会;二度の奇蹟―北村元一学長と名誉会員;マッカーサー元帥 ほか)
著者等紹介
内田正弘[ウチダマサヒロ]
昭和10年(1935)4月24日、佐賀県杵島郡北方町久津具(現在武雄市)生まれ。元下関市立大学教授、日本財政学会名誉会員、名誉経済学博士。財政学専攻。長崎県立短期大学商英部商科卒(現長崎県立大学)、熊本商科大学商学部卒(現熊本学園大学)、広島大学政経学部経済学科卒(現広島大学経済学部経済学科)、広島大学大学院経済学研究科修士修了(経済学修士)、九州大学経済学部研究生(昭和39~43年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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