内容説明
南北戦争直前のアメリカ北東部、カナダ南東部を列車と蒸気船で旅する―19世紀、女性独りで世界の辺境を歩き回り、日本を含む多くの旅行記を残したイザベラ・バードの処女作、本邦初訳。
目次
旅立
ハリファックスとノヴァスコシア
プリンスエドワード島
セントジョージの十字架から星条旗へ―ニューブランズウィック
アメリカ合衆国のホテル
ボストンから西部の女王へ
シンシナティと奴隷州の町コヴィントン
西部の大草原へ
再びのカナダ
カナダ植民地の生活
ナイアガラを見ずして
モントリオールとケベック
フランス系移民(アッパー・カナダとロワー・カナダ)
カナダ総評
アメリカ合衆国再訪
ニューヨーク
ニューヨーク(続き)、ボストン
アメリカの政治体制
帰国、結語
著者等紹介
バード,イザベラ[バード,イザベラ] [Bird,Isabella Lucy]
イザベラ・ルーシー・ビショップ夫人。1831~1904。ヴィクトリア時代のイギリス人。世界各国を独りで旅するレディ・トラヴェラーで、女性で最初の英国王立地理学会特別会員。アメリカ・カナダ、オーストラリア、ハワイ諸島、日本、ペルシャ、インド、チベット、朝鮮、中国、ウラジオストック、モロッコなど多くの旅行記を残した。日本では森有礼、新島襄などと親交を持ち、アーネスト・サトウとは生涯続く友情で結ばれた。また、「貧しい人々のための洗濯場」や「御者のための休憩所」設置運動、アジアでの医療伝道病院の設立に力を尽くした
高畑美代子[タカハタミヨコ]
弘前大学大学院地域社会研究科単位取得(博士課程)。日本英学史学会会員
長尾史郎[ナガオシロウ]
明治大学名誉教授(経済学専門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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