内容説明
地域医療の在り方、国の施策への注文…開放病棟を開設して40年、長野の地より呼びかける。
目次
第1章 治療する側の心構え(心の医療)
第2章 開放病棟という実践(開放病棟からみた精神科医療の将来;精神科病院と治療環境)
第3章 精神障害者をめぐって(精神障害者の社会復帰活動について;精神科病院の食生活について ほか)
第4章 地域社会と精神科医療(精神科病院の果たす役割―地域社会と精神科医療;小規模病院の悩みとその打開策 ほか)
第5章 青少年指導の実例から(心理適応(情緒障害)上の問題・医学上の問題)
著者等紹介
近藤廉治[コンドウレンジ]
南信病院長。1928年長野県飯田市に生まれる。1952年信州大学医学部卒業後、同大学の放射線医学教室勤務。1956年医学博士、信州大学精神医学教室勤務。1965年国立武蔵療養所(現国立精神・神経医療研究センター)に赴任。1970年長野県立駒ヶ根病院長就任。1972年長野県伊那市に南信病院を開設。1998年同院を長野県南箕輪村に新築移転。専攻は精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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