ゲッティンゲンの余光―寺田寅彦と高辻亮一のドイツ留学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784895143790
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

米粒のような字でびっしり書き込まれた古い日記帳。それは日本に妻子を残して、明治末にドイツに留学した祖父・高辻亮一の遺したものだった。大学町ゲッティンゲンでの寺田寅彦、林房吉、吉川実夫たち留学生仲間との交遊、下宿先・パイネ家でのドイツ一般家庭の日常生活や、当時の街の風景…早世した故人達を追憶する。

目次

『獨逸だより』上梓
日記と通信
いろいろな誕生日
月沈原のたそがれ
パイネ家の食卓
思い出話
同窓会の行方
一樹の蔭、一河の流れ―それぞれの一代記
帰国後の明暗

最近チェックした商品