内容説明
米国留学6年、翻訳業・英語講師歴30余年の著者が、実体験をもとに考察。日本人がなぜ「大人」に見られないのか。それでも何故平然としていられるのか。哲学・西洋思考とはどういうものか。日本人が直面している今日の課題は何か。多数の参考文献を渉猟し、わかりやすく「西洋思考と日本人」論を展開。
目次
第1章 なぜ我々は子供に見られるか(「声」のない国民;「甘え」、負の文化)
第2章 なぜ「12歳程度の子供」という侮蔑に平然としていられるのか(封建的思考を持ち続けて;西洋型思考の実体験)
第3章 哲学が育たない国(哲学とは;哲学と思想;哲学を楽しもう)
第4章 西洋思考への招待(定義;歴史的背景;合理性の限界と日本人の次の課題へ)
第5章 「大人」の目でみる日本の課題(歴史の認識;三位一体の崩壊;日本の将来 迫り来る危機)
著者等紹介
清宮孝治[セイミヤコウジ]
1946年千葉県生まれ。米国留学6年。カリフォルニア大学バークレイ校経済学部(単位取得)。カリフォルニア州立大学サンホセ校経済学部履修、同大学院経済学部修士課程留学。職歴:神田外語学院講師、海外派遣通訳、現在は翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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