内容説明
戦後、前橋の街に流れる懐かしくも温かな昭和の時間。一女をもうけてローマに住む著者が織りなす遠い日々。
著者等紹介
海津泰子[カイズヤスコ]
東京都生まれ。群馬県前橋市に疎開。1965年、東京お茶の水文化学院文学科卒業。同年イタリア・ペルージャ市大学、外国人のためのイタリア語科留学。ヨーロッパ遊学後、前橋にて日本画、陶芸を県展、市民展に数年出品。京都川島テキスタイル・スクール綴織科修了。1975年京都市錦(にしじん)「吉田工芸」にて、手織帯製作に努める中、京都・東京において数度「タペストリー・グループ展」に出品。1978年、イタリア・フィレンツェ市、パラッツォ・ストロッツィにて「インターナショナル展」にタペストリーを出品。1981年、イタリア・ローマ市にて一女の母となり、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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