内容説明
中国明代末期に書かれた『菜根譚』は、現代においても言葉の宝石箱だ。長らく大手企業労働組合の指導者として現場に立ってきた著者が精選し解説した本書は、まさに栄養に満ちた菜や根のごとくである。人生に少し疲れた人、会社や団体の複雑な人間関係に悩む人、人生に成功したと思っている人…すべてに贈る。
目次
人の道を守り、正義を貫く(前一)
策を弄せず、愚直に歩む(前二)
恐怖政治では勤まらない(前六)
本当の味は、ただ淡白にあり(前七)
おごらず、憂えず、あきらめず(前一〇)
一点の純真な心は残しておく(前一五)
譲歩・寛大を心掛ける(前一七)
程度を心得る(前二三)
何事も過ぎてはよくない(前二九)
行き詰まれば、初心に返る(前三〇)〔ほか〕
著者等紹介
石原康則[イシハラヤスノリ]
1951年5月19日兵庫県三木市生まれ。1970年3月兵庫県立小野工業高等学校卒業。1970年4月三菱電機株式会社鎌倉製作所入社。1972年8月三菱電機労働組合鎌倉支部執行委員長。1978年8月三菱電機労働組合中央執行委員。2003年8月三菱電機労働組合中央執行委員長および三菱電機労連会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。