内容説明
日本企業の収益力や競争力の低下の背景、日本と同じように収益性や競争力の低迷に悩んでいるドイツにおいて目覚しい事業内容の高度化を達成したマンネスマンの例を採りあげ、日本企業の再生の方向、企業文化の改革を論ずる。
目次
第1部 海外投資家の疑問―本書の出発点(世界的な資本効率重視の傾向;何故日本企業の収益力や競争力は低下し続けるのか?;リストラとコスト削減で、収益力と競争力は回復するのだろうか? ほか)
第2部 日本企業に起きている現象の背景(不良債権処理の問題;日本企業の収益性と競争力の低下の背景;マンネスマンの経営改革 ほか)
第3部 収益性と競争力の向上に向けて(収益性改善の方向―個別産業の道;技術開発による新規戦略事業の開発;戦略事業の開拓 ほか)
著者等紹介
岩野正宏[イワノマサヒロ]
1964年東京大学経済学部卒、八幡製鉄(現・新日本製鉄)入社。75年カリフォルニア大学バークレー校MBA取得。86年新日本製鉄退社、プルーデンシャル・ベーチェ証券入社。89年プルーデンシャル・ベーチェ証券退社、ゴールドマン・サックス証券入社。89年から98年まで、日経『インスチチューショナル・インベスター』誌のアナリスト・ランキング金属部門で1~2位を継続して取得。92年ゴールドマン・サックス証券調査部長。97年同証券マネージング・ディレクター。2000年同証券顧問
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