内容説明
全国のおもな水族館でよく見られる魚類、ほ乳類、両生類など、ぜんぶで116種のいきものたちをとりあげています。写真の大半は海の写真家・望月昭伸さんが海中で撮ったものです。美しい海と魚の写真集としてもじゅうぶん楽しめます。解説ではとくに、水族館で観察するポイントに力を入れ、いきものたちへの理解と関心を深められるようにしてあります。
目次
第1章 海のどうぶつたち
第2章 外洋のさかなたち
第3章 サンゴ礁のさかなたち
第4章 岩礁のさかなたち
第5章 砂泥底のさかなたち
第6章 熱帯のさかなたち
第7章 川や沼・湖のさかなたち
著者等紹介
望月昭伸[モチズキアキノブ]
1949年生まれの海洋写真家。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoto
1
生き物の生態の話は面白いです。もっといろいろ、知りたいです。2009/07/14
たんかともま
0
混んでいると、どうしても読み飛ばしてしまう展示パネルを一挙に纏めたような本。写真も多く、賑かながら、持ち運びに便利なサイズ。擬似水族館。ちょっとした雑学のページや、飼育係の一日、そして水族館の一口ガイドなど、とにかく水族館を楽しくさせるための本。難しい言葉は用いず、数字や、イラストで直感的にわかりやすいのがよい。魚の図鑑ではなく、水族館のいきものたち、というコンセプトがよく貫かれている。繁殖を目的としていたり、健康な状態を維持して運ぶ方法だったり、陰の努力を自慢風でなく知ることができる健全なポケット図鑑。2019/07/29