409号室の患者

409号室の患者

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784895030137
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

わたしはいったい誰なのか?事故で失った記憶を求めて綴られる日記、次第に明らかになる自らの謎…。二転三転の末に待ち受ける、哀しくも恐ろしい結末。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっぴー

59
有名作家の、あまり有名でない作品を読もうと思います。版元が聞いたことがないような出版社で、中身を読むまで少し不安でしたが、やっぱり綾辻さんの作品でした。事故が原因で両足を切断、顏を含め包帯でぐるぐる巻き、プラス記憶喪失の精神病患者が主人公。こんな絶望感漂う作品を、デビュー前に書き上げていたみたいです。オチはやっぱり予想できますが、この頃にもう綾辻さんのスタイルが確立していたんだなぁと、感じました。2017/09/23

takaC

22
こういうタイトルの本は読んだことないと思って読んでみたら、短編集収録の一話だった。18年前はこれでも通用したんだもんね。良き時代だな。2011/05/04

Tanaka9999

17
1993年発行、森田塾出版の単行本。短編なだけに一気に読める。精神を病んでいる人物の一人称の部分がほとんどなので、私の想定通りには進まない。そのこともあって最後まで話の行き先が分からない。最後の場面以後に主人公は安楽で安定できるのだろうか。2023/07/29

yukision

14
かなり古そうだが綾辻さんの作品だと気づき図書館で借りてきた。あっという間に読み終える長さだが,読み応えはあった。2019/06/13

おとうさん

11
大好きな綾辻先生の作品。図書館で見つけてワクワクで借りました。1995年に発行された158ページの作品です。すごく薄く、日記の体裁なので文章がスカスカで、すぐ読めます。驚きなのがお値段で、定価1,500円。当時では(今でも)かなり高級な本!と思いました。さて、内容ですが綾辻先生のエッセンスが色濃く(当たり前か)、短いながらも十分楽しめる作品です。ラストは私は見破れず衝撃でした!最高です。他の方のレビューは、途中でわかったの声が多いですね。あとがきにこれまた大好きな麻耶雄嵩さんのお名前もあり、さらに満足!2018/09/23

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