目次
第1章 絵本との出会い
第2章 絵本との付き合い方
第3章 これだけはチェックしておきたい絵本
第4章 さて改めて絵本とは?
第5章 絵本のみちは未来へのみち
著者等紹介
早川裕[ハヤカワユタカ]
1959年東京生まれ。株式会社集文社代表取締役、株式会社東京ブックサポート代表取締役。1983年9月クレヨンハウスにて絵本売場及び出版営業を20年弱勤務。2003年5月株式会社東京ブックサポート設立。2005年2月JPIC読書アドバイザー養成講座終了。2006年2月絵本の読み聞かせ活動開始。2012年11月第1回えほんみち絵本講座開講、継続中。2014年4月株式会社集文社代表取締役就任。2015年1月第1回新人絵本オーディション開催、継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
79
絵本が中心の出版社60社、年間1200タイトルの絵本が出版される日本は世界一の絵本先進国。クレヨンハウスで絵本を生業にした著者は35年間絵本とは何かを考え続けてきた。五味太郎は「文と絵が支え合うことで一つの世界が完成する点」を挙げる。日本では12世紀頃世界最古の漫画といわれる鳥獣戯画があり、江戸時代に流行る世界最古の絵本といわれる御伽草子の歴史がある。最後に著者が代表取締役の集文社を含め、おすすめの絵本と関連する本を43点紹介している。45年間で370点もの絵本の著作がある、五味太郎のエッセイが読みたい。2020/06/19
ででんでん
74
クレヨンハウスといえば、昔々何となく憧れていた子どもの本の専門店。そこに勤務されていたのか…と手に取ってみた本。「文だけでは完成せず、絵だけでも完成せず、文と絵が合わさることでひとつの世界が表現されている本」が「絵本」だと著者は定義される。それは納得。バーニンガムは私も大好き。そして「絵本があってよかったな」は読んでみよう。共感できるところもあり、疑問を感じるところもあるが「人は、このワクワクとミッションがうまく組合わさった時こそ、想像以上の結果を残せるのだと思います」というところは、ほんとにそうだなと。2020/12/10
chiaki
39
年間の絵本刊行数1200タイトルにもなる日本!本書でも世界最古のものがたり『御伽草子』や漫画『鳥獣戯画』について触れられていましたが、日本ってはるか古から世界に誇る絵本大国なのですね!読み聞かせに感情を込めるか否かは意見の分かれる所ですが、著者の感情を込めずに読むのは朗読や素話の心得であるとの見解に救われました!著者の読み聞かせの相棒本の条件にも納得。私もそんなバディを増やして行きたいな♪「読書は楽しむためのもの」何より大事な心得だと感じました!独りよがりの読み聞かせになっていなかったか考えさせられます。2020/10/09
どあら
34
図書館で借りて読了。この情報を読み聞かせに活かしたいです。2020/11/30
anne@灯れ松明の火
28
新着チェックで気になり、新着棚で出会えた。早川さんは、クレヨンハウスに勤め、絵本と出会い、読み聞かせ活動を開始。その後、書店営業をする会社を立上げ、絵本づくりの講座等もしているそうだ。読みやすいアドバイス本だった。この方の読み聞かせルールは「気に入った本しか読まない」「オープンな場所で読む」「手遊びや楽器演奏はやらない」。私と相棒とは、共通する部分と違う部分がある。すべて真似するのでなく、いいと思うところは取り入れたい。読んでみたい絵本、再読したい本は沢山あったので、コメント欄にメモする。2020/07/12
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- 光悦書状 〈1〉