内容説明
こんな教科書が欲しかった!もう一度“物理学”を学び直したいあなたにおくる、最良の1冊!
目次
第1章 序論
第2章 力と運動(速さと速度;運動と力;重力による運動;円運動)
第3章 振動と波(振動;波の性質;音;波動現象)
第4章 光と色(光;幾何光学;色)
第5章 電気と磁気(電気;磁気;電気と磁気の相互作用)
著者等紹介
志村史夫[シムラフミオ]
静岡理工科大学教授。ノースカロライナ州立大学併任教授。応用物理学会フェロー。日本文藝家協会会員。1948年、東京・駒込生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了(無機材料工学)。名古屋大学工学博士(応用物理)。日本電気中央研究所、モンサント・セントルイス研究所、ノースカロライナ州立大学を経て、現職。日本とアメリカで長らく半導体結晶の研究に従事したが、現在は、古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Happy Like a Honeybee
6
常温(20°C)の空気中の音速は343.6m/sである。花火が見えてから、t 秒後に音が聞こえたら343.6tm先の花火である。 アインシュタインなど相対性理論、量子論が現代物理学。それ以前の力学や電磁気学などは古典物理学とされる。 異色の科学者ファラデイこそ物理学の天才と筆者は説く。2016/01/17
氷柱
1
698作目。4月27日から。文章が軽い感じだが、内容は実にしっかりしている。文章自体もそうだし、文章の示す内容も非常に洗練されていて作品としてのこだわりが強く感じられる。書物と物理の両方に関心のある作者であることがわかる。内容としては数式がそれなりの頻度で繰り出される。しかし数式を一旦無視しても、文章をしっかり追っていれば振り落とされずに最後まで着いていくことができる。それなりにハードな内容を扱っているはずなのに文章だけでここまで引っ張ってくれるのはありがたい。但しある程度の事前知識は必要にはなってくる。2021/04/29