100歳からの幸福論―伝説の灘校教師が語る奇跡の人生哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895001571
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

小説『銀の匙』1冊を3年間かけて読み込む型破りな授業で話題の伝説の灘校教師・橋本武が初めて語り下ろす100歳現役生活の秘けつ。

目次

第1章 できることをやる、やりたいことをやるそれをずっと続けてきただけ(“成りゆき任せ”が導いた第2の人生の長い充実;86歳からチャレンジした『源氏物語』の現代語訳)
第2章 慌てても焦ってもしょうがない100年続く気ままなスローライフ(自然に逆らわず体の欲求に忠実に生きる;人生に5度訪れた命の危機と奇跡の瞬間)
第3章 人が生きていくうえで、余計な出会いなど何ひとつない(『銀の匙』から学んだ100年にわたる縁;人生の面白さは「横道」に転がっている)
第4章 人生において一番幸せなこと、それは、いつまでも夢を見続けられること(山あり谷ありの「おまけ人生」;灘校でよみがえった夢の「銀の匙授業」 ほか)
「自分史いろはカルタ」と短歌
橋本武「120年史」

著者等紹介

橋本武[ハシモトタケシ]
1912(明治45)年7月11日、京都府生まれ。1934(昭和9)年、東京高等師範学校(現・筑波大学)卒業後、開校間もない旧制灘中学校に国語教師として着任する。戦後、1950(昭和25)年より、中勘助の小説『銀の匙』を中1から3年間かけて読み込む異例の授業を実施。1962(昭和37)年、「銀の匙授業」2期生が京大合格者数全国一に、1968(昭和43)年、「銀の匙授業」3期生が私立校として初となる東大合格者数全国一となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

94
残念なことに今年の9月に亡くなった灘高校の国語教師、橋本先生の本。明るく、ポジティブなエネルギーに満ちた本。押しつけがましいところや説教くさいところは少なく、春の日差しのような穏やかな優しさが行間から感じられる。成り行き任せという生き方が良いみたいだ。先生の作られた短歌の中で気に入ったものをご紹介。「今日もまた今日といふ日に会へだのだ!頑張らなくちゃと思ひつつ起き」2013/12/17

アキ

61
100歳になる元灘校国語教師が人生を振り返り語る。98歳にして母校にて「銀の匙授業」を行った。71歳で退職した後も後進のための参考教材に「銀の匙研究ノート」をつくっていたのが生かされた。この年齢になり未だ中心にあるのは銀の匙と中勘助さんの存在。私もまた「銀の匙の子ども」なのかもしれないと。86歳で源氏物語の現代語訳に挑戦し94歳で完成。趣味で変わる人生の充実感。「横道にそれる」「好奇心のおもむくまま、楽しいことに手を出す」生き方。老いるのが楽しみになる。120歳大還暦を目指しておられたが、101歳で没す。2019/08/12

魚京童!

9
同じ話だと思ってしまってはいけないと思うのではあるが…。2014/01/15

fukura

6
常に相手の気持ちになって行動する2012/11/20

クローバー

5
努力っていうとすごくつらく苦しいものに聞こえるけど、好きなことを好きなだけというと自分で選んだことを楽しんで追求するっていうのが良い!人のご縁を大切に、相手の気持ちになって人とかかわっていきたいと思いました。一人で長生きってとても寂しくいイメージになりがちですが、こんなに楽しんでいらっしゃる先生の姿は若い世代にも夢と希望を与えてくれます。機会があれば先生にお会いしてみたいなぁ。 2012/12/16

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