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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とびほびこび
30
本好きの本好きによる本好きのための本。魅惑のエッセイや一箱古本市の紹介などギュッと濃縮された本好きのエッセンスがこれでもかと詰め込まれている。鎌倉さんと南陀楼さんの対談テーマの「本で地域に何ができるか」この答えは一箱古本市に色濃く出ているように思う。読み込むほどになるほど、と納得することしきり。あとは普段本を読まない人にどうすれば本の魅力を感じてもらえるか。ハードルが高そう、というイメージを払拭するためにも様々な場所で開催し活動を広め、本と町と人をつないでいってほしい。2016/11/06
ちいらば
27
一箱にこんなにも思いを込めた人たちがいるなんて!全国一箱古本市巡りしてみたい。2016/11/24
阿部義彦
21
リトルプレスの創刊号です。「本と町と人」をつなぐ雑誌とうたってます。特集は一箱古本市の楽しみ。私の地元仙台でも、開催してましたが2016年でいったん終了しましたがその辺の事情も、ブックカフェ「火星の庭」の前野さんが往復メールで説明しております。成程時を同じくして駅前ビル内のジュンク堂が閉店しましたよねー。同じ仙台市民としては、忸怩たる想いです。それはそれとして一箱古本市自分もいってみたかったなあと思います。天神さんで古本市の全箱ざっと見!の写真には釘付けになりました。本好きにはお勧めです!2017/02/11
ひと
12
『「本と町と人」をつなぐ雑誌』とサブタイトルがついている不定期刊行誌の創刊号です。全国の本屋さん、ライター、イラストレーター、編集者などが集まって作ったもののようで、一箱古本市を通した本と地域の関わり方への思いが静かな熱を持って綴られています。一箱古本市は、編集長の南陀楼さんが不忍で始めたイベントで、プロアマの本好きがミカン箱一箱分程度(冊数で40〜50程度?)を持ち寄る青空本屋さんです。最近では全国に活動の輪が広がっているのも、本書が刊行された背景にあるようで、応援したくも、参加してみたくもなりますね。2017/01/02
あや
10
去年から興味を持っている一箱古本市の雑誌ということで手に取りました。全国の一箱古本市、個性的な本屋さんがたくさん紹介されています。町から町へと移動しながら本を販売する移動本屋さんを同い年の方が運営していてすごいなあと思ったり。実際の一箱古本市の箱の中が紹介されているページでは、絵本をメインにした箱、趣味本が詰まった箱と店主さんの数だけ個性のある箱がありました。私が箱を作ったらどの本を詰めようかなと考えるのも楽しいです。2017/03/02