内容説明
本書は、社会福祉の実践領域で働くソーシャルワーカーが、その業務遂行上必要な脳神経科学や心理学の知識が十分でなく、利用者への援助や他職種との連携をとる際に困難を覚えることが多いという問題意識に基づき、社会福祉及び精神保健福祉領域で働くソーシャルワーカーが必要とする脳神経科学や心理学の知識をわかりやすく解き明かしたものである。
目次
1 21世紀におけるソーシャルワーク実践のための生物・心理・社会学的知識
2 神経科学の基礎:脳はどのように働くのか、そして薬物は脳にどのような影響を与えるのか
3 児童と成人の発達
4 主要な精神病疾患
5 薬物乱用と嗜癖
6 生活の質を高めるための多様なルート
著者等紹介
ジョンソン,ハリエット・C.[ジョンソン,ハリエットC.] [Johnson,Harriette C.]
精神保健領域における実践の後、米国コネチカット大学の社会福祉大学院において、長年にわたり研究と教育に携わってきた
小松啓[コマツケイ]
米国ピッツバーグ大学大学院にて社会福祉学修士、東洋大学大学院にて社会福祉学博士号を取得。専門分野は高齢者在宅福祉。日本福祉学院教員、仙台白百合女子大学、中部学院大学、聖隷クリストファー大学教授を経て、現在無所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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