内容説明
憲法と社会保障は、「自分らしく生きる」ことを保障する要であることをわかりやすく解説する。憲法と社会保障を一体的に学ぶ入門書。
目次
1 自分らしく生きる
2 生命・身体はだれのもの
3 憲法の成立と「自分らしさ」
4 社会保障への歩み
5 現代の憲法と社会権
6 自由に生き方を選択できる社会のイメージ
7 日本国憲法は国民が作った―「押しつけ憲法論」は成り立たない
著者等紹介
日野秀逸[ヒノシュウイツ]
1945年、宮城県生まれ。東北大学名誉教授。労働運動総合研究所常任理事。東日本大震災復旧復興支援みやぎ県民センター代表世話人。地域医療・福祉研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
22
自分らしく生きるという視点から、憲法と社会保障を統一的に学ぶために執筆された本です。憲法9条と25条は13条(幸福になる)条件であり、平和でなければ自分らしく生きることはできないと、安倍政治に対して鋭く批判しています。また社会保障は社会問題となっている生活問題を対象とすることから、自助努力では解決できないものであり、だからこそ社会的に保障していく制度が必要なんだと学べました。全体的には易しく述べられており、社会保障と憲法の問題を学ぶうえでは導入としていいのではないかと思いました。2016/07/28
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