内容説明
人は一生“修羅”を抱えて生きている。修羅に生きなければ…ことを成せない!と居直った数々の行状、そして原発事故で切り替えた「長生き作戦」。今は、これらを「書きのこし・伝えること」が歴史を変えると信じて…綴った一冊!
目次
第1章 相馬へ(フリーズしている自分に気がつかない;大震災について「考えること」を考える ほか)
第2章 もえ黄色の旗のもとに(もえ黄色の旗のもとに;夢の中の山々 ほか)
第3章 贖罪と長生き作戦へ(「いのち」そして「ヒロシマ・ナガサキ・福島」;あれから5か月 ほか)
第4章 内の始末(箱根駅伝を見ながら…考えた;短歌も始めてしまった―「百人一首」から70年目 ほか)
第5章 一周忌へ―見えないものも観る(一周忌は福島の地で;すべて、まだ始まったばかり ほか)
補章 資料
著者等紹介
中澤正夫[ナカザワマサオ]
1937年、群馬県に生まれる。群馬大学医学部の時代から、地域精神医療、開放病棟治療にとりくみ、現在も代々木病院の精神科医として活躍。講演活動やエッセイなどの執筆にも旺盛で、70歳を超えても、なおその活力は衰えない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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