内容説明
こんなふうに歳を重ねたいと、読んだ人に思わせてしまう本です。この本に載せた雑文は、定年後7年余りに書いた私憤というか、感情丸出しのみっともない老精神科医の気持ちである。包装紙抜きの、私の本心そのままである。あきれずに最後まで読んでいただき、「…」の中を考えていただけると、とてもうれしい。
目次
1 小さな旅
2 記憶力低下を楽しむ
3 老人の主張
4 「石の上にも三日」
5 人と人と
6 闇の豊かさ
著者等紹介
中沢正夫[ナカザワマサオ]
1937年、群馬県に生まれる。群馬大学医学部の時代から、地域精神医療、開放病棟治療にとりくみ、現在も代々木病院の精神科医として活躍。講演活動やエッセイなどの執筆にも旺盛で、70歳を超えても、なおその活力は衰えない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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