内容説明
歴史に埋もれた二人の思想家、カール・シュミットとカール・ナウヴェルクから近代思想と社会国家への途を考察する。
目次
第1部 初期近代における近代の揚棄(自由概念と近代の揚棄;世界の総体的把握に関する政治哲学;シュミットと、歴史的世界の把握に関する思想史)
第2部 初期近代における社会国家への途(研究史におけるナウヴェルク;ドイツ三月前期におけるナウヴェルクの思想;フランクフルト国民議会におけるナウヴェルクの思想;初期ナウヴェルク著作目録とその意義)
著者等紹介
田村伊知朗[タムライチロウ]
博士(社会学)。1958年香川県高松市に生まれる。1982年早稲田大学法学部卒業。1995年法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程修了。ベルリン大学哲学部客員研究員、日本学術振興会特別研究員等を経て、北海道教育大学教育学部函館校助教授(政治学研究室)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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