内容説明
魔軍に加わった島津家の討伐に向けて、西を目ざすランスと織田軍。その行く手には、恐るべき死者の軍勢が待ち構えていた。黒姫に封印を破らせ、力を取り戻したザビエルは、同時に禁妖怪をも復活させていたのだ。魂縛りの呪いを受けた戦場で、激しい抵抗に苦しむ武将たち。ランスを信じる謙信と五十六は、荒れ狂う彼を励まそうと、体を重ねるのだった。香姫や女たちの願いを受けて、ランスは魔人との決着のため、ザビエルが籠もる名護屋城に飛び込む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりじまカラス
1
若干駆け足気味の最終巻。内容自体はよかったのですが、まとめ方に少し不満が。続編ありきの展開なので、ちゃんと続きを書いてくれるのか、ノベライズだけに疑問です。 ちゃんと続きを出してくれれば良いのですが……。2014/10/09
菊地
0
キャラが多いせいで、最初の登場以降空気になるキャラが多かった。だがしかし、正史ルートにそれ以外のエンディングの要素も組み込みながら破綻させずに、上手にまとめあげた点は評価したい。香姫・謙信・五十六辺りの落とし所が良い。2009/07/27
