内容説明
祐一は北国のある街へ、最近引っ越してきたばかりだ。なれない雪が積もった小道で、祐一はショールに身を包んだ少女・美坂栞と出会った。その翌日、学校の中庭に私服でたたずむ栞を見かけて以来、祐一は彼女のことを気にかけはじめる。幼いころから病弱で、学校も休みがちだという栞。約束したわけでもないのに、毎日の昼休みに彼女を訪ねる祐一。お互いに惹かれあう二人だが、栞が背負うつらい現実は、彼女の心を閉ざしてしまう。そのことに気づいた祐一は…。雪の街で始まる、きらめく奇跡の恋。大好評「名雪編」に続く第2弾ついに登場!「栞」編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
日光一
4
「起こらないから、奇跡って言うんですよ」属性:病弱、姉妹、後輩、毒舌、偏食の栞のお話。ヒロインの性格はかなり特殊だったけど、大筋はその後一般文芸でも大流行してるから、そこの差異ってジャンルとか絵とかノリとかヒロインの描き方なんだろうなあと思う。カノンにおいては基本的にヒロイン皆偏食だけど、栞は寒そうだったので印象が強い。読んだ当時は基本的に懐かない子の印象が強くて、割と読み解くのに時間がかかったのを思い出した。言葉を表面だけで受け取ってしまうとそういう印象になってしまうので、少し勿体ない時期に読んだかも。2016/10/30
Aira⊿
0
続いて栞。この手の話は弱いんやってね…でも改めていい話やった。早くあゆの物語が読みたいな。2014/09/30
J_Kai
0
冬のデザートといえば、バニラアイスクリームですよね。噴水の周りが一番のスポット。2014/06/12
サチ
0
弟からの借り読み。
リボーンズタンク
0
変化なし
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