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目次
第1章 民族の分類とエスニシティのゆくえ(旧慣調査と原住民族の分類;日本統治下台湾の身分登録と原住民―制度・分類・姓名;現代台湾における原住民族運動―ナショナル/グローバルな潮流とローカル社会の現実)
第2章 モノからみる原住民文化(台湾原住民の「蕃刀」―研究の歩みを中心に;ツォウのタファゲに関する覚え書き;パイワン古壷は誰がつくったのか?―規格性からのアプローチ;台湾原住民のタバコと文化)
第3章 学術とメディア―原住民族へのまなざし(移川子之蔵とハーヴァード大学;及川真学の台湾原住民研究;明治初期の新聞錦絵とかわら版にみる牡丹社事件―想像された台湾出兵と台湾原住民族)
第4章 平埔族文化の諸相(マンタウラン社で“平埔族の言語”と伝えられてきた言語について;台湾原住民サオ族高齢者の日本語における言語的特徴について;平埔族の物質文化の境界性―国立民族学博物館の収蔵資料を事例として)
台湾原住民研究概覧―2013年七夕に21世紀初頭の台湾原住民研究を振り返る