内容説明
一年から数年にわたりひとつの地域に住み込み、フィールドワークや資料収集に没頭する生活。単なる学生生活や海外赴任では見えない、ディープな体験とは。あえて今こそ語る、留学の面白さ。
目次
1 留学を通して出会ったもの(新たな研究手法との出会い;葬儀が教えてくれたこと;ベトナム留学を通して出会ったもの)
2 留学先との繋がりは続く(住宅に刻まれる一九世紀後半から二一世紀後半に至る家族の歴史;台北孔子廟と私の一〇年)
3 留学成果を活かす(永遠の「観察者」としての「調査者」;大地震と台湾社会)