目次
1 建国直後の難民受け入れ(二度にわたるパレスチナ難民の流入;ヨルダン国籍を持つ「難民」)
2 国内外で働く人びとと経済(パレスチナからの労働移動;国外で働く労働者の送金 ほか)
3 新たな難民たち(隣国イラクからの流入;二〇一五年国勢調査とシリア人 ほか)
4 アンマンへ来た人びとと暮らし(都市の拡大と交通事情;歴史と水不足問題 ほか)
著者等紹介
臼杵悠[ウスキハルカ]
1987年、東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科経済史・地域経済専攻博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ののまる
7
中東で唯一安定している国。シリアやパレスチナ難民を多く受け入れ、でもその中も多様。2019/05/18
samandabadra
1
自分が特に関心を持っているモンゴルとの比較で、ともに内陸国でもあるしと思い手に取る。移民がそれほど多くないのがモンゴルだとすれば、隣の地域にいた民パレスティナだけでなく、そのほかの国々から働きに来ている人がいるヨルダンに関して、生活してみてこうだったと語る筆者の感想も混じった考察は大変参考になった。あまりきちんと書かれていないようにも思えるが、言語的なハードルというところでも、モンゴルとは違い、低いと勝手に想像しているけれどどうなんでしょうね。2025/07/29




