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内容説明
「流動性を基調とする社会システムは、決して産業化過程と都市生活に限定されるものではない―農村社会のどのような社会経済的基盤が流動性と持続性の均衡を可能にしたのか」。30年にわたる農村調査から現代韓国社会の特質に迫る。
目次
序論
1部 農村社会の長期持続とYマウル住民の生活経験(小農社会の社会単位としての戸と村落;在地士族の拠点形成と地域社会:南原の士族とYマウルの三姓;植民地期の農村社会:南原地域とYマウル;農村住民の近代/植民地経験:移動と教育を中心に)
2部 農村社会における家族の再生産と産業化(農村社会における家族の再生産:対照民族誌的考察;産業化と再生産条件の変化;家族の再生産戦略の再編成)
3部 産業化と農村社会(産業化と村落コミュニティの再生産:対照民族誌的考察;孝実践の諸様相:門中とサンイル)
結論
著者等紹介
本田洋[ホンダヒロシ]
1963年生まれ。東京大学教養学部卒業、大学院社会学研究科修士課程修了、総合文化研究科博士課程(文化人類学専攻)単位取得満期退学。東京大学教養学部助手、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手・助教授等を経て、現、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。専門は社会・文化人類学、韓国朝鮮文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。