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内容説明
12代も先祖を遡ることができた血縁の国モンゴル。だが、清朝支配や文化大革命によりオボク(親族組織)は半壊、ヤスも忘却されつつある。本書はヤスのもつ社会的機能と象徴的意義に注目、モンゴル人の政治原理と社会構造を明らかにした大著。
目次
第1章 モンゴルの親族組織に関する記録と研究
第2章 オルドス万戸とオルドス地域
第3章 オボク・ヤス構造
第4章 チンギス・ハーン祭祀とオボク・ヤス集団
第5章 オボク集団の祭祀
第6章 オボク・ヤス構造とその機能の歴史的変容
著者等紹介
楊海英[ヨウカイエイ]
1964年、中国内モンゴル自治区オルドス生まれ。総合研究大学院大学修了、博士(文学)。専攻、文化人類学。現在、静岡大学人文社会科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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