内容説明
膨張する帝国日本の「アジアへの眼差し」国威発揚と統治の成果が謳い上げられた台湾・朝鮮・満洲の博覧会。絵葉書・ポスターから、近代日本の他者像=異民族・異文化像を探る。
目次
第1部 近代日本の他者像(“野蛮人”の表象、あるいは植民地主義の起源―明治七年の台湾出兵をめぐる諸問題;拓殖博覧会と「帝国版図内の諸人種」)
第2部 植民地の博覧会(朝鮮博覧会に見る幻想;満洲を見せる博覧会;台湾における植民地展覧会;台湾博覧会、植民地は今花盛り)
著者等紹介
山路勝彦[ヤマジカツヒコ]
1942年生まれ、東京。1973年、東京都立大学大学院博士課程、社会人類学専攻修了。現在、関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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