韓国サーカスの生活誌―移動の人類学への招待

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894891173
  • NDC分類 779.5
  • Cコード C1039

内容説明

天幕の内側で見つめた韓国の人と社会。華やかで哀しく、濃密で儚いサーカス生活の悲喜こもごもを描く「近代的」移動芸能集団の実相。外部社会との関係や内部統制など集団のあり方、また団員の個性や人生観は、韓国の人と社会をえぐる優れたルポである。

目次

序章 韓国におけるサーカスの位置づけ
1章 韓国サーカスの過去から現在
2章 対「外」関係と内部組織
3章 移動生活にともなう意識と流動性
4章 移動生活と構成員の流動
終章 移動のこれから

著者等紹介

林史樹[ハヤシフミキ]
1968年生まれ。総合研究大学院大学博士課程修了。神田外語大学外国語学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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zatugei

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あまり知られていない韓国サーカスでの参与観察による民族学的な研究書。移動の人類学と名付けている。韓国サーカスは日本のサーカスを母体としていて、そこに残っている日本サーカス・見世物の芸や習俗を知りたかったのだが、それに関しては物足りない。2018/08/17

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