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内容説明
作られた領域、観念としての民族は、やがて「空間」となり「文化」を形成していく。不断に繰り返されるこの「民族・文化」創出のメカニズムを「原郷」の凝視により解明。注目の空間論的アプローチとその展開。
目次
序章 本書の視点と方法―客家文化研究から空間論へ
第1章 政策―華僑のまなざし、「原郷空間」の創出
第2章 宗族―客家言説と「親族」カテゴリー
第3章 儀礼―正月半をめぐる表象と実践
第4章 風水―客家文化としての表象、住まうことの実践
第5章 景観―都市開発と文化遺産実践
第6章 信仰―客家神をめぐるポリティクス
第7章 墓地―歴史の資源化と「親族」の再構築
終章 客家文化研究の空間論的転回へ向けて
著者等紹介
河合洋尚[カワイヒロナオ]
1977年、神奈川県生まれ。2009年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。現在、国立民族学博物館グローバル現象研究部・総合研究大学院大学文化科学研究科准教授。博士(社会人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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