内容説明
人形芝居や中元の儀礼、絵入り紙符に込められた民衆の祈り。台湾・香港の調査行と文献渉猟から描き出す民衆道教の実像。「道教とは何か」を知る最良の入門書。
目次
第1部 民衆道教の周辺(扶鸞雑記;人形芝居と道教;誼子の慣行について;農暦七月の台湾農村―公普、搶孤;「太平清〓(しょう)」小考)
第2部 流通する儀礼(絵入り紙符に関する一考察)
第3部 道教研究の現場(「残された中国」の現地研究)
著者等紹介
可児弘明[カニヒロアキ]
1932年生まれ。1967年、慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程(東洋史)修了。現在、慶応義塾大学名誉教授
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