内容説明
個人や家族の暮らしから中東の今を見つめる。移民大国ヨルダンが抱える問題は、市井の日常から見て取れるはずだ。戦争や紛争を逃れた人びとは、ここで居場所を得、働き、生きている。本書は、統計資料や世帯調査などマクロ・ミクロのデータから、多様な「生活」たちの実相に近づく、貴重な試みである。
目次
第1章 1990年代の転換と社会経済
第2章 行政区からみる社会変容
第3章 地域類型からみる社会
第4章 所得の構造と空間分布
第5章 労働参加
第6章 ヨルダン人の就業と失業
著者等紹介
臼杵悠[ウスキハルカ]
1987年、東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(経済学)。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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