内容説明
洪武帝が発動した疑獄事件を取り上げその背景や政治的意図を詳細に追跡。著名な事件の知られざる内実に迫り、歴史研究の空白を埋めるドキュメンタリー。
目次
第1章 涼国公藍玉とその死
第2章 『逆臣録』と『藍玉党供状』
第3章 藍玉の獄と詩人王行
第4章 沈万三一族の藍玉の獄
第5章 藍玉の獄とモンゴル人―乃児不花とその周辺
第6章 藍玉の獄に連座した火者たち
第7章 刀鋸の彼方に
著者等紹介
川越泰博[カワゴエヤスヒロ]
1946年、宮崎県日南市に生まれる。1976年、中央大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、中央大学文学部教授(大学院併任)、博士(史学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。