フィールドワーク花岡事件―学び・調べ・考えよう

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  • サイズ A5判/ページ数 56p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894880511
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0021

目次

第1章 花岡事件について学ぼう(アジア・太平洋戦争と朝鮮人・中国人の強制連行;花岡鉱山へ朝鮮人・中国人を強制連行 ほか)
第2章 花岡事件を歩く(花岡鉱山へ―大館駅から松峰地区へ;ダムの底に沈んだ中山寮 ほか)
第3章 大館市周辺を歩く(プロレタリア作家・小林多喜二;尾去沢鉱山と小坂鉱山―朝鮮人・中国人の強制連行 ほか)
第4章 花岡事件をとおして考える(鹿島和解裁判と戦後補償問題;日中・日韓友好のために ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takao

3
2011年6月27日発行(初版)。いつ求めたのかは忘れてしまったが、発行からはすでに8年になる。1980年頃に「花岡事件」について調べようとしたが、資料を見つけられなかったことを思い出す。本書で紹介されている参考文献もほとんどがそれ以降のものだ。強制連行や中国人労働者の蜂起があったことは知っていたが、本書では、鉱山での過酷な労働、虐待、拷問などの実態が生々しく紹介されている。また現地の有志による歴史の真実の掘り起こし、中国人・韓国人殉難者の顕彰、慰霊などの地道な運動があったことも知った。2019/04/06

Tkc Knk

0
【☆☆☆☆】【2011年】【ためになる】【入門書】【ブックレット】 日本の植民地政策を背景として、秋田県で起きた「花岡事件」の入門書。タイトルに「フィールドワーク」とあるのは、現地を実際に歩いて学ぶ、文字通りのフィールドワークのガイドブックでもあるためで、事件の概要とともに、起きた場所、各々について詳しく書かれている。2022/07/08

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