目次
序章 ウェルネスとは何か
第1章 ウェルネスツーリズムの概念
第2章 ウェルネスツーリズムのビジネスプランニング ビジネス計画にむけた必要な視点
第3章 ウェルネスツーリズムにかかわるアイテム 素材としての視点
第4章 ウェルネスツーリズムの実例
第5章 ウェルネスツーリズム人材育成
著者等紹介
荒川雅志[アラカワマサシ]
琉球大学大学院観光科学研究科ウェルネス研究分野教授、医学博士。1972年福島県生まれ。パワーリフティング競技で全日本学生選手権優勝(56kg級)、アジア選手権代表選出。健康運動指導士、加圧トレーニング統括指導者でヘルスケア産業に従事、27歳の時に沖縄移住。100歳長寿者のライフスタイル研究、沖縄の美容と健康素材の研究で福岡大学大学院医学研究科疫学専攻修了(医学博士)。2005年国立大学初の観光系学科(琉球大学観光科学科)客員助教授に就任後、健康と観光とを結ぶヘルスツーリズム研究および専門科目「ヘルスツーリズム論」を日本の大学で初めて開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takahiroyama3
1
ビジネス書として書かれた、ウェルネスツーリズムを理解するための本。欲求段階に即して考えると、基礎的欲求と高次欲求の双方が織り込まれるという位置付けに納得しました。一方で副題にサードプレイスを挙げていますが、参考事例の過半が富裕層向けであり、そうした層はサードプレイスを求める行動としてウェルネスツーリズムを実行していないのではないか、と考えてしまいました。そのため例えば、本当に心身の回復などを必要としている人を、非日常環境まで運ぶ導線の設計なども、論点ではないかと感じました。2019/08/07