目次
第1章 植物が放出するかおりとそれを利用する生物たち(植物はかおりを作り、放出し、吸収し、代謝する―生態系での植物のかおりの意味;植物のかおりが媒介する生物間相互作用・情報ネットワークシステムを紐解く;植物は揮発性シグナル分子をどのように受け取るのか?)
第2章 動物が放出するかおりとそれを利用する生物たち(昆虫間で機能する多様なエコロジカルボラタイルズ;捕食者の“匂い物質”が湖沼のプランクトン群集を変える;個体間相互作用による線虫の匂いや味の嗜好性の変化;哺乳類の行動を制御するエコロジカルボラタイルズと化学感覚受容体)
第3章 エコロジカルボラタイルズと大気化学(植物起源揮発性有機化合物の大気化学;大気科学的視点から考える植物の微量ガス交換)
第4章 エコロジカルボラタイルズを応用に生かす(かおり成分計測による植物診断;かおりの生態学から害虫管理へ)
著者等紹介
松井健二[マツイケンジ]
山口大学大学院創成科学研究科教授(博士(農学))。1961年生まれ。大阪府出身
高林純示[タカバヤシジュンジ]
京都大学生態学研究センター教授(農学博士)。1956年生まれ、兵庫県出身。専門は化学生態学、とくに植物と昆虫間の相互作用を媒介する植物由来の揮発性物質
東原和成[トウハラカズシゲ]
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻教授(Ph.D.)。1966年生まれ、東京都出身。専門分野は匂いやフェロモンの生命科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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