香り新書
お酒の香り―生物(学)からみたお酒の世界とその歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 120p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784894792562
  • NDC分類 588.5
  • Cコード C3040

目次

第1章 ビールの香りとその起源(ビールの誕生とその歴史;欧州におけるビールの発展;ビールの香りとその生成;ビールの醍醐味;余話1「お酒における数式(その1)官能評価と多変量解析」)
第2章 ワインの香りとブドウ栽培(ワインの誕生とその香りについて;ワイン用ブドウの栽培とブドウ病害防除剤の開発;余話2「お酒における遺伝的要因」)
第3章 蒸留酒の歴史とその香り(蒸留酒の誕生について;蒸留酒の製造プロセス;ウイスキー類の製造法と香りの由来;多様なカクテル;泡盛;乙類焼酎;余話3「お酒における数式(その2)拡散現象とその式」)
第4章 清酒造りとその香り(日本酒の起源;清酒の造り方と香り;清酒メーカーの挑戦;余話4「モネル化学感覚研究所とフィラデルフィアの思い出」)

著者等紹介

谷村修也[タニムラシュウヤ]
1975年静岡大学理学部生物学科卒業。1977年名古屋大学大学院農学研究科食品工業化学専攻修士課程修了。1977年キリンビール株式会社入社。製造部、総合研究所、飲料食品事業開発本部及び、醸造研究所ほか勤務。商品官能評価室室長補佐、千歳工場醸造動力部長、仙台工場副工場長歴任。うち、1986年‐1988年モネル化学感覚研究所(米国フィラデルフィア市)社内留学。2008年キリンビール株式会社早期定年退職。2008年‐2012年科学技術振興機構技術移転プランナー。2012年東京工業大学産学連携コーディネーター。博士(生物科学:筑波大学大学院生物科学系)、技術士(生物工学部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

4
個人の感想です:B。読書メーターでは本のカバー絵や著者名などのデータが出てこない。著者の谷村修也さんは31年間キリンビールの醸造研究所や飲料開発部門で活躍されてきた方。現在は生物科学博士、日本味と匂い学会所属。ビール、ワイン、蒸留酒、清酒の作り方とその味わい、香りに関しての詳細な内容が書かれている。ドイツのビールのこだわり(麦芽とホップ以外は使用してはならない)とか、匂いの由来成分の構造式とか、ワイン原料のブドウの病気とか興味深いものも多かったが、本の定価、税込み価格1512円はちょっと高過ぎか?2017/05/31

starlive

0
専門的な内容があまりなく、香りの話も少なめでした。2016/04/16

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