内容説明
国際的なバッチ研究の専門家であるメヒトヒルト・シェファーと、著名な民俗植物学者ヴォルフ=ディーター・シュトルルの共著となる本書は、既存のバッチ専門書には類を見ないアプローチ法により、バッチの花療法に用いられる38種類の植物について洞察する。第1部では、バッチの花療法が生まれる土台となったエドワード・バッチの半生や発想の源であるあらゆる事象について述べている。第2部のバッチがひとつひとつの植物と出会う、植物版『オデュッセイア』ともいうべき苦難の旅の物語は、同時にその植物の持つ意味や作用機作についてのより深い知識を読者に与えるものとなっている。また、本書に多数掲載されている38種の植物のカラー写真および幻想的なカメラワークの「メタ写真」により、読者は視覚的にも啓発されるであろう。
目次
第1部 バッチの花療法への新しい洞察(満足できない医師;天命の病気;ホメオパシーとの出会い;腸内フローラと花粉;ウェールズの祖先の招き;ケルトの遺産;花の秘密;星の影響;水と太陽)
第2部 エドワード・バッチの魂の植物(12のヒーラー;7のヘルパー;樹の力;クライマックスを飾るもの)
著者等紹介
シェファー,メヒトヒルト[シェファー,メヒトヒルト][Scheffer,Mechthild]
オリジナルのバッチフラワーレメディの国際的権威でパイオニア。エドワード・バッチ博士の業績を1981年ドイツ語圏に導入。それ以来オリジナルのバッチフラワーレメディを組織的に展開、拡充している。数十年間ドイツ、オーストリア、スイスにおけるイギリスのバッチセンターの代表を務める。三十年以上の実践活動と研究活動は多くの出版物と13冊の書籍に表され、それらのいくつかはオリジナルのバッチフラワーレメディの基本文献として、多くの言語に訳されている。バッチフラワーレメディ研究および教育インスティテュートを設立、ハンブルグ、チューリッヒ、ウィーンで研究と教育に従事。氏の開発した教育セミナーを数千人の愛好者、セラピストが聴講している。現在、オリジナルのバッチフラワーレメディの未来を指し示す、健康生成論(サリュートジェネシス)への統合、ならびに社会心理の面からの健康増進の運動に参加している
シュトルル,ヴォルフ=ディーター[シュトルル,ヴォルフディーター][Storl,Wolf‐Dieter]
1942年生まれ、文化人智学者かつ民俗植物学者。ベルン大学でかつてのフルブライト奨学生として学び、アメリカ合衆国、スイス、インドで講師ならびに教授として奉職。全世界で研究旅行ならびに民俗学のフィールド調査を行う。オハイオの伝統的な心霊術者コロニー、エメンタールの土着の農家、北カイエンヌのまじない師のもと、インドおよびネパールのシヴァ教徒の中で。彼の経験と知識は記事、書籍、テレビ報道、多様なセミナーや会議に結実している。1988年からは家族とともにアルゴイの森の中の一軒家に居を構え、薬草や野生植物の神秘を追求する活動を続けている
手塚千史[テズカチフミ]
(株)ヴィーゼ代表、フォールム・エセンツィア・ヤーパン副代表、DNS(ドイツ自然療法研究会)主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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