江戸城大奥を盗みて候

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894774193
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

花街深川に繰り出した忍者吉兵衛一行に、江戸の大盗賊、ルソンの喜平次の与えた命令は「いかなる高貴な女人と交わるとも喜悦の涙を流させる奥技を習得してまいれ」であった。だが、ほんの数回だけの逢瀬で許されざる密通に誘い、命を賭けた危険な恋に堕とすは至難の業、しかし、存外女は度胸がある。普段眠らされていた恋の炎が折好く訪れれば、例え一夜でも後は余生と思える恋に飛び込んで行くのだ。江戸期の性指南書には、男だけが快楽を満喫する身勝手さを厳しく非難していた。故に女を愈悦の境地に誘う技を身に付けるのは、江戸っ子の使命と心得ていた。

著者等紹介

夢小路風来[ユメノコウジフウライ]
1942年広島で生まれる。大手広告代理店、博報堂に勤務。地元広島の有力企業、大田鋼管への転職の経験を活かし、やりたいと思った事を貫くスタンスで三十歳で独立。店舗装飾工事会社、株式会社インテリアヨコタを起業し二十七年間、社長を務める。その後フレックスホテル常務。生損保代理店、読売新聞販売店、ファミリーレストラン、軽貨物運送会社と多角経営に乗り出すも不運な交通事故で頓挫、様々な挫折を味合う、六十五歳を契機に知的な余生を送ろうと文筆家を志す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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