内容説明
太平洋戦争からわずか10年。昭和30年前後、農村の小学生は何を感じ、どう生きていたのだろうか。あの頃の農村社会、そして人々の暮らしの中で、小学生の、学校生活や地域生活はどうだったのか。明るく天真爛漫な少年にも、やりきれない悲しみもある。童話のような清冽な物語、で終わりはしない『北火事』『遠い汽笛』。またふるさとに残る「昔この辺は海だった」。この越の海説は…。歴史か、それとも神話か伝説か。いま疑問を解く『十郎杉』。よみがえる昭和、ふるさと三部作。
著者等紹介
岳井敬[タケイケイ]
昭和20年新潟県生まれ。中央大学卒業。平成18年「越佐会館青春記」(第5回新潟出版文化賞文芸部門賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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