内容説明
「則天去私」思想は親友の妻大塚楠緒の死の衝撃がもたらしたものであることと、妻鏡子の良妻説を証す画期的な評論。漱石研究の必読書。
目次
『明暗』と漢詩
「夢」の実像
虚・空・無・静・清
「九」と「柳」の因縁
明と暗
原風景
大塚楠緒の死
色相世界
「夢」の女と絵
解脱の旅
隠蔽と暴露
狂気とカタルシス
新しい女
著者等紹介
岡部茂[オカベシゲル]
1930年茨城県生まれ。県立太田中学(太田一高)、慶大文学部卒。日本現代詩歌文学館会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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