内容説明
江戸幕府300年間で国内を二分する最大の内乱危機が元禄年間に存在した。一触即発の将軍徳川綱吉と副将軍徳川光圀の衝突を防止すべく、光圀の密命を受け、外様大名の取り込み多数派工作の裏舞台で活躍する芭蕉を描いた問題作。
著者等紹介
冨岡正彦[トミオカマサヒコ]
1947年、東京に生まれる。早稲田大学卒業。数年前、サラリーマンをしながら、偶然、従来の一般的芭蕉観に疑問を持ち、芭蕉を取り巻く当時の時代背景などを徹底的に研究。その結果に基づき、芭蕉の歴史的存在意義を処女作の小説「真説 奥の細道」に構成し世に問う異色の新鋭作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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