目次
第1章 読書の発達(赤ちゃんと絵本―指さしで参加し楽しむ社会文化的活動;幼児期の絵本の読み聞かせ ほか)
第2章 読むことの科学(文章読解の認知過程;読書活動への脳科学的アプローチ ほか)
第3章 読みの教育(読解指導と読書教育;就学前における読みの教育 ほか)
第4章 社会と読書(読書推進政策と体制の歴史の展開;地域自治体における読書推進と教育 ほか)
巻末付録(特別寄稿 国際的にみた読書教育;展望 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジム
1
難しいね。2019/09/10
Ayano
0
図書館のリユース本。「読書」を取り巻くありとあらゆることを網羅しながら学術的に記載されている本。難しい内容も多いけれど、教育現場での実践内容やその意義や効果なども多角的に分析・考察されている。幼い時から難しい本を読むことが読書教育なのではなく発達段階や理解度に合わせて段階的に意図的に介入していくことが大切なのだと理解できた。本職を目指しているわけではないけれど、司書資格にはずっと関心がある。専門分野は違えど「読書」は哲学のような全ての学問とも関連していくので、編著者である「日本読書学会」にも関心を持った。2024/08/31
飯田一史
0
読書と読解力向上の関係をめぐる議論の整理、読書推進活動の歴史などが非常によくまとまっていた。2019/09/30