目次
テクストを分析的に読むために
ロシア・フォルマリズム ウォーミング・アップ―夏目漱石『夢十夜』「第一夜」
知足と安楽死を超えて―森鴎外「高瀬舟」1
焦点化、直接話法 語ること・見ることとテクストの仕組み―森鴎外「高瀬舟」2
単起法、括復法、聞き手、空所 謎と反復をめぐるテクストの仕組み―森鴎外「高瀬舟」3
“奇蹟”の読み方/読まれ方―芥川龍之介「南京の基督」1
語りの時間、錯時法 語り手はどこにいるのか―芥川龍之介「南京の基督」2
語りの時間、入れ子構造、焦点化 奇生する語り手の欲望―芥川龍之介「南京の基督」3
“名作”が名作になるまで―川端康成「伊豆の踊子」1
持続、休止法、要約法、情景法、省略法 偽装された“現在”―川端康成「伊豆の踊子」2〔ほか〕
著者等紹介
松本和也[マツモトカツヤ]
神奈川大学外国語学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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