目次
1 辞書メディアの種類と特徴(冊子辞書;電子辞書専用機 ほか)
2 辞書はこうやって使う(日常的な英語学習で使う;資格試験の勉強で使う ほか)
3 英和辞典を使いこなそう(英和辞典の種類;学習英和辞典のその先へ ほか)
4 英英辞典を使いこなそう(こんな時に英英辞典を;英語学習者向け英英辞典と一般英英辞典 ほか)
5 こんな辞書も使ってみよう(シソーラス(類語辞典)
コロケーション(連語)辞典)
著者等紹介
関山健治[セキヤマケンジ]
1970年、愛知県生まれ。名古屋学院大学外国語学部英米語学科卒業、南山大学大学院外国語学研究科英語教育専攻修了。愛知淑徳大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程単位取得退学。沖縄大学専任講師、准教授を経て、2014年から中部大学准教授。専門は、英語辞書学・応用言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobu A
7
英語学習関連書は数多く読んできたが辞書学に関するのは本著が初めて。示唆に富む。スポーツと言語学習は共通点が多い。レベルに応じて道具を選ぶように、辞書も自分に合ったものを選ぶ必要がある。そして買い換えるもの。電子辞書が普及し冊子版を買う人が減ったように思うが、それぞれの良さと上手な使い方を紹介。英英辞典に学習用と一般用(ネイティブ用)が存在するのは知らなかった。学生時代、英英辞書を数冊買い込み、手元にCOBUILDが2冊ある。1冊は調べた単語を赤鉛筆で引きまくった為。興味深い辞書学に誘ってくれた貴重な1冊。2020/06/16
たか
7
辞書マニアは必読。2017/10/12
ががが
3
英語の辞書を冊子辞書、電子辞書、辞書アプリ、ウェブ辞書と分け、それぞれの特徴や活用法を紹介。実際の生徒からの質問に答える形で、どのようなケースにどのような辞書が適切かを答えている。2017刊行ということで、まだまだネットの辞書の信頼度は確立されていない頃のお話。英語の辞書は本当にたくさんのものがあるが、どのような意図を持って、どのような人たちに使ってもらうことを想定した辞書であるのかを考えると、英語がさまざまな人たちに必要とされていることがよく分かる。英語学習のヒントとしても有用な一冊。2022/03/07
茶々丸
1
マニアというほどではないが辞書が好きで、最近も新しい英和辞典を2冊買ってしまったばかり。紙の辞書だけでなく、アプリの辞書や電子辞書も持っている。 しかし、国語辞典や漢和辞典に比べると、英和辞典の活用頻度はだいぶ低い。本書を読んで、英和辞典だけでなく英英辞典やコロケーション辞典などの有効な使い方を再確認することができた。 何だか、英語の学び直しにチャレンジしたくなってきた。 2022/12/09
L’avenir
0
各種辞書の特徴とそれに応じた使い方が具体的でわかりやすい。中でも、用例検索・一般英和辞典の語源欄・英英辞典の活用方法には「なるほど!」と新発見の連続だった。そして今、MWEDと『Topic By Topic Dictionary』が欲しくてお財布と相談中…2020/05/11
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