目次
第1部 言語・コミュニケーション研究者からの報告(医療コミュニケーションと共生―がん専門相談員のコミュニケーショントレーニングとその課題;老人介護施設におけるコミュニケーション―会話分析から見た職員と利用者間のテンポの差;手話とコミュニケーション―接触場面としての手話会話;外国人とのコミュニケーション―「やさしい日本語」の展開;裁判員裁判の評議コミュニケーションの特徴と課題―模擬評議の分析から)
第2部 さまざまな分野の研究者からの報告(医療現場におけるコミュニケーションの課題とコミュニケーション研究者に求めること;ソーシャルワークにおけるコミュニケーションの課題―共感を中心に;環境コミュニケーションの言語学的アプローチの可能性;地域政策を形成する対話の社会的コンテキスト―「関係」と「環境」に言葉が塞がれるとき;自治体政策過程への市民参加と議論―アリバイ参加をこえるために)
第3部 座談会(「共生の言語学」座談会)
著者等紹介
村田和代[ムラタカズヨ]
奈良県出身。2001年奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得退学。2011年ニュージーランド国立ヴィクトリア大学大学院言語学科Ph.D.(言語学)。龍谷大学法学部講師、准教授を経て、同政策学部教授。専門領域は社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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